緊急事態は思いがけない時に起こるものです。Keycafeでは、緊急事態に備えたベストプラクティスを紹介しています。
大規模なインターネットアクセス障害でKeycafeのWebサイトがダウンし、同時に局地的な停電でお住まいの地域のインターネットサービスプロバイダーのネットワークが一時的にダウンするという最悪の事態を想定してみてください。
KeycafeのSmartBoxはIoTデバイスであり、常にインターネットに接続し、電源が供給されている必要があります。ネットに接続できなくなると、鍵を取り出せなくなる不安を感じられるかもしれません。Keycafeではこういった場合に備えて、オフラインで利用できるコードや緊急用のバッテリーを装備しています。どんなに過酷な状況でも常に鍵にアクセスできるよう、Keycafeエンジニアチームが対策を強化し続けてきた成果です。
緊急事態に備えるには、自宅に防災用品を備えるのと同様で、まずいくつかのことを行う必要があります。ヘルプセンターの「緊急事態に備えて」をご覧ください。
緊急事態に備える
緊急用バッテリーとオフラインコードで、ほぼどのような状況でも、全ての鍵にアクセスすることができます。事前の準備が必要なのは、何らかのサーバー障害でKeycafeのWebサイトやアプリがオフラインになるごく稀なケースに対してのみです。
ほんの少しの準備で、常に安心して鍵の運用を管理することができます。SmartBoxのオフラインコードを事前にダウンロードし、緊急時にアクセスできる場所に保管しておきましょう。印刷するか、ローカルのハードディスクに保存しておくとよいでしょう。実際に必要になることは無いかもしれませんが、数年に一度くらいは本当に助かるかもしれません。では、いくつかのシナリオを見てみましょう。
シナリオ1: 停電中でもインターネットに接続できる場合
地域の停電が発生しましたが、SmartBoxはインターネットにアクセスすることができます。停電から2分後、SmartBoxは電源が入っていないことを検知し、自動的にスリープモードに移行します。スリープモードに入ると、バックアップバッテリーを節約するため、画面が暗くなります。
画面の下にある小さな黒いリセットボタンを押すと、システムが起動し、SmartBoxがインターネットに接続されます。その後、通常通りSmartBoxを使用することができます。停電時の鍵の受け取り・預け入れの回数にもよりますが、バッテリーは最長で6か月持つため、Smartboxへの電力供給が再開されるまで十分な時間を確保することができます。
シナリオ2: 停電中にインターネットに接続できない場合
シナリオ1の方法でSmartBoxを起動させてもインターネットに接続できない場合、最後の手段としてSmartBoxをスマートフォンのホットスポットに接続することをお勧めします。これが成功すれば、SmartBoxを通常通り使用することができます。
ホットスポットが利用できない場合でも、オフラインコードがあります。オフラインコードを使用すると、インターネット接続がないときに、すべての鍵キャビネットまたは個別の鍵キャビネットを開くことができます。停電が短時間で終わるという確信があれば、緊急に必要な鍵だけを取り出すことができます。インターネットが長期間使えないと予想される場合は、インターネットが復旧するまでの間、すべての鍵キャビネットを開け、すべての鍵を取り出して手動で管理することができます。
シナリオ3: KeycafeのWebサイトがダウンしている場合
アマゾンウェブサービス(AWS)のようなサードパーティの障害により、一度に数百のWebサイトが停止することがあります。このような緊急事態はまれですが、発生するとKeycafeアプリがオフラインになり、コード(オフラインコードを含む)にアクセスできなくなります。
このシナリオでは、事前に保存したオフラインコードを使って、1つの鍵またはすべての鍵を取り出します。鍵の在庫状況を管理できるように、各鍵の名前とキーホルダー番号など、鍵に関するデータをダウンロードしておきます。このデータシートとオフラインコードで、すべての鍵にアクセスでき、障害復旧を待つ間、ビジネスを継続することができます。
Keycafeにお任せください
私たちは、24時間365日、鍵にアクセスできることがいかに重要であるか、また、停電や障害が組織にとって深刻な問題であることを理解しています。そのため、何重にも緊急対応機能を完備して、お客様の大切な資産を常に管理できるようにしています。
「緊急事態に備えて」のガイドに従って、緊急時に備えてください。また、ご質問やご不明な点がございましたら、サポートチームまでお問い合わせください。